低次四辺形膜要素による応力変形解析

詳細内容
発行年 1991年
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タイトル 低次四辺形膜要素による応力変形解析
著者 正岡典夫、石井一夫
概要 複雑な曲面形状を有する膜構造物の動的非線形挙動を追跡しようとすると大規棋な演算が必要となる。そのため、計算精度および計算効率の両面で有効な要素の検討が重要となっている。本報では、計算効率面で有効性が期待できる低次四辺形膜要素(双一次四辺形要素の面内積分次数を低減し、面内1点積分とした要素) を応力変形解析に適用し、その特性ついて検討を行う。ここでは、同要素の定式化について慨要を述べ、平面張力場解析により解析アルゴリズムの妥当性を確認する。そして、数種の数値解析を実施して、定ひずみ三角形要素や双一次四辺形通常積分要素と解析解の比較を行い同要素について検討を加える。