空気膜構造物の形状測定

詳細内容
発行年 1993年
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タイトル 空気膜構造物の形状測定
著者 布川安彦、小竹達也
概要 これまで幾つもの空気膜構造物が建設されているが、その建設後の形状について確認された例は少なく、100mクラスのドームにおいては、現状が設計されたものと比較してどのように建設されているのかを確認することは興味深いテーマである。中規模(直径47m)のドームでは屋根から水糸を垂らしてその長さを図ることによって測定した例もあるが、大規模のドームではそれも難しく、ドーム内部で建設作業をしていた場合は不可能であろう。そこで今回は、100mクラスのドームにおいて、ドーム内部で建設作業中に実用的な精度で形状測定をする方法を提案し、その結果から、設計されたものと比較して実際の構造物がどのように建設されているか、その現状をここに報告する。