膜構造の音場について

詳細内容
発行年 1992年
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タイトル 膜構造の音場について
著者 渡辺充俊、坪井政義、平野滋
概要 膜構造による大空間は、膜を透過してくる昼光により明るく開放的な空間が得られる。しかし、音響の立場から見ると、膜の吸音率が小さいため音の響きすぎるによるアナウンスの明瞭度低下なとの問題を生じ易い。また、響きを抑えるために吸音処理が壁面に片寄るため、十分な拡散音場が得られず、従来の拡散音場を前提とした予測手法では、誤差が大きくなり実用的ではなかった。本報告では、膜構造物の音場に対する音響的な対策と予測について述べ、その適用例について示す。