円弧型独立上屋に作用する風圧の時間的・空間的変動特性に関する研究

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発行年 2019年
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タイトル 円弧型独立上屋に作用する風圧の時間的・空間的変動特性に関する研究
著者 文礼志（東北大学）・植松康（秋田高専）
概要 本研究では，円弧型独立上屋に作用する風圧の分布特性や変動特性を風洞実験並びに数値流体解析(CFD)により検討した。まず，風洞実験では屋根のライズ・スパン比と平面辺長比に着目し，それらが風圧特性に及ぼす影響を明らかにした。次に，CFDでは乱流モデルとしてLESを用い，模型製作上の制約のため風洞実験では把握できなかった屋根全体にわたる風圧・風力の空間分布と時間的変動特性を把握した。CFDの結果が風洞実験結果に概ね対応することを確認した上で，一連のCFD計算の結果に基づき，屋根周りの流れと風圧・風力の特性を詳細に把握した。最後に，風洞実験とCFDの結果を纏め，外装材用ピーク風力係数に関する考察を行った。