開放型ホルン形状張力膜構造の設計用風荷重に関する基礎的研究 一様流・一様乱流を用いた風洞実験と実験結果を用いた応力変形性状について

詳細内容
発行年 2010年
PDF ダウンロード/download
タイトル 開放型ホルン形状張力膜構造の設計用風荷重に関する基礎的研究 一様流・一様乱流を用いた風洞実験と実験結果を用いた応力変形性状について
著者 永井佑季、岡田章、宮里直也、福田隆徳、斎藤公男
概要 膜構造は軽量構造であることから、一般に風荷重が支配的となる。特に、ホルン型張力膜は、二方向の曲率を有する複雑な形態であり、円柱や四角柱に比べ特殊な形状であることから、その周囲に複雑な気流が形成されることが予想される。本論では、下部構造(壁)を持たない「開放型」で、かつ1ユニットで構成される「独立型」を対象として、一様流、一様乱流中における風洞実験を行い、その結果から得られた平均風力係数とピーク風力係数を提示する。さらに、実験より得られた風力係数分布を用いて数値解析を行い、その応答結果と共に、本構造における設計用風荷重と本構造に対する風洞実験手法に関する考察を行う。