膜構造物の応力減少に関する解析的予測

詳細内容
発行年 1997年
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タイトル 膜構造物の応力減少に関する解析的予測
著者 加藤史郎、吉野達矢、南宏和
概要 著者らは膜材料の材料非線形性を表現するために織構造格子モデルに基づいた構成則を、また、幾何学的非線形性を考慮した応力-変形解析を行うために、8節点アイソパラメトリック要素を用いた有限要素解析手法を提案してきた。そこで本報では、次の荷重履歴:初期張力3kgf/cmが導入された偏平HP膜構造物を1年間放置し、そこへ、積雪荷重60kgf/m2を鉛直下向きに載荷し、この状態でさらにi日放置し、最後に荷重の除荷を想定した解析を行う。この解析結果より、時間の経過および積雪荷重の載荷・除荷に伴い応力がどのように変化するかについて予測を行う。